会社に飽きて思い切って辞めた
僕が会社を辞めた理由は正直に言うと環境に飽きた。本当にそれだけ。
毎日同じ時間に同じ所に行き、毎日同じ顔を見ながら定時まで仕事をする日々にもうウンザリでした。それを10年間続けていました。
会社ではそれなり上司や社長に好かれ30歳のころには年収は軽く600万超えてた。造園業でそんなに貰ってる人も中々少ないじゃないかな?皇居とかでも仕事するような会社でしたね。
下手したら死んでたような事もあるし半分空師みたいな事もやってたし、結構体はボロボロで木から落ちて足が逆に曲がって入院した事もあった。
ある程度の経験を積み、立場も上になると自分の事は余裕がでてくるので周りの事に凄く目がいくようになった。歳上の後輩や仕事が出来ない人にとんでもない罵声を浴びせていたと思う。
俺が仕事をして利益を上げてるからお前らの給料出てるんだぞ。的な考えでしたねw今思うととんでもない勘違いです。苦笑いっすねw
そう思うようになったのも独立してから
営業から経理、現場で作業を全て一人でこなして忙しい思いをしてからです。職人のときは作業だけ集中してればいいけど経営者になると他の事も考えなきゃいけないから作業だけしてれば良いって訳にはいかないからです。
自分が会社で威張ってたとき、馬鹿にしてた人達のお陰でどんだけ自分にとって仕事をするのに良い環境を作ってもらっていたか痛感しています。
特に営業は大変で仕事を取って来るって事がどれだけ大変か痛感した。
会社勤めの時はこんな安い仕事しか取ってこれないから儲からないんだと愚痴ってました。
会社は色々な人が集まって仕事をする。その中で器用な人も居れば不器用な人もいる。
会社は役割分担で成り立っている。裏方で頑張る人もいれば表に立って頑張る人もいる。
それぞれ役割は違うけど会社の為、自分の為、家族の為頑張っている。
そんな事すら会社を辞めてからじゃなければ気がつけなかった自分は幼稚だったんだなと思う。
会社辞めて後悔が0ではない。しかし、自分の勘違いしてた部分に気がつけたのは僕の今後の人生においてプラスになってくれると思っています。
少し話は逸れるけど、日本の今後を僕的な視点で話させてもらうと確実に日本企業の終身雇用の時代は終わる。
最近では副業を認める企業も増えてきてそれはある程度収入が欲しければ自分で頑張ってね!って意味だと思う。会社としてはそんなに給料が払えない裏返しかなと思っています。
ライブドア元社長の堀江貴文さんも言ってたけど、これからはレールの上を走るんじゃなくて自分でレールを引きながら歩けるやつじゃないと厳しい時代になってきた。
今後、単純な雑務や処理などはAIが人に変わって作業する時代になる。
その中で自分が生き残るには自分で考え、行動しその人のオリジナルが会社でも重要視されるようになっていくと思う。
で働きやすくなるどころかこれからはもっと厳しい時代が来る。 過労死が社会問題になっているのに国が裁量労働なんてものを認めるともっと過労死する人が出て来ると思う。
その点、独立し自営業で仕事をする分には仕事量はある程度は調整できる。
しかしながら、独立して仕事やると自分以外に代わりは居ないから本当の意味では自由ではないですが。
まぁ、裁量労働制ってのを改めて取り入れなくても日本人は元々裁量労働はやってる。例えば家に仕事を持ち帰ったり、仕事の工期や締め日に間に合わなければ自発的に間に合わせるように休日出勤などをして仕事してる。
裁量労働制にして喜ぶのは企業側だ。
決して起業を勧めるわけじゃないけど、会社に首根っこを掴まれる前に自分で稼げる何か?くらいはあっても良いと思う。
今の日本企業に社員の将来を保証してくれる会社なんてない 。使えない社員は切られる。それを踏まえて会社に依存しない生き方が出来る方法を模索するしかない。
単純な理由で会社を辞めた僕だけど
あなたが会社で真剣に仕事をしてきてたなら独立しても上手くいく。
僕は100%コネなしで出来ました。会社に依存するか自分の力で生きるか決めるのはあなた。