MaSaYAの日記

1日1日を大切に過ごす為にその日の出来事を書き残したい

近くに住んでる一人暮らしの祖母へ

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

両親が共働きだった。小さい頃はよく爺ちゃんの家に預けられ、やんちゃな兄弟の面倒を見てくれた祖母。飼い犬を追いかけ回しては噛まれて病院に連れて行ってもらったり思い出すとキリがない。きっと大変だったろう。

だんだん年齢を重ねて迷惑を掛けることは減ったが中学、高校、社会人になるに連れて顔を見せる機会が減っていった。

多分、毎回同じような話を聞くのが辛くなって足が遠のいたのだろう。

先に祖父に先立たれ、祖母は一人で一軒家で暮らしている。孫の感覚では両親がそろそろ一緒に暮らせば良いのに、と思ってはいるのだがそれも問題はあるらしい。

うちの祖母はまだ元気で一人であっちこっちの病院を回っては病院仲間の友達とお茶をしたり日帰り旅行行ったり、それはそれなりに楽しい日々を過ごせてはいるみたい。

その話を聞くと、父は「病院は困った時に行くもんだ!元気なのにフラフラ病院に行って税金の無駄使いしてんじゃねぇ!」と怒っている。

確かにその通りだけど、自分達家族が心の拠り所になれてはいないのに祖母の心の取り所を奪えないだろう。と孫の僕は何も言わず胸のうちに秘めている。

父は60代前だか、膠原病という重い病にかかりながら自営業で植木屋をしている。高額医療制度のお陰で月の医療費には限度があるが毎月8万ぐらいの医療費はとんでもなく重くのしかかる。今のところ病の進行を抑える薬しかなく完治出来ないためにこれから一生掛かる費用だ。

歳は誰でも取っていく。そして年齢を重ねる体感速度は歳を重ねれば重ねるほど速度を増してるように思う。 歳を重ねいずれかは自分普通に病気をせずに生きていたらお年寄りになる。 いずれ誰しもが通る道なのだ。

今年の敬老の日は祖母に何もしてあげていない。仕事もめちゃくちゃ忙しいが時間を少しでも取れなかった訳ではない。

正直、このブログ書きながら罪悪感が出てきている。祖母の事を少し鬱陶しいと思っているのだろうか?僕は。

祖母が元気で自分の力で歩けるうちに旅行の一つでも連れて行ってあげたいと思う。

祖母に孝行する事がきっと親孝行にも繋がると信じて。嫌味になるから親には内緒でね。変に感謝されるのも嫌だしさ。