MaSaYAの日記

1日1日を大切に過ごす為にその日の出来事を書き残したい

フリーランス 植木屋で独立した

僕は東京の造園会社で修行し神奈川に戻ってきて独立して植木屋をやり始めて3年ぐらいになります。

自分の仕事もボチボチ増えてきて仕事を取ることにそんなに苦労しなくなってきました。 それでも一月〜三月までは仕事が薄くなるのでバイトや手伝いの植木屋にお世話にもなっています。 そういった生活をしてく中で僕が思った事を少し書こうと思う。

まずは手伝ってる植木屋のことについて少し書こうと思う。はっきり言ってボロクソに言うのでブログを見て気分は良くないかも知れませんw

ふつうに他業種のアルバイトをするよりはお金は貰えるけど本当にレベルが低い。植木の手入れ『剪定』も下手だし、掃除も荒いからまったく綺麗に見えない。よくこの程度の仕事で料金が少し安いからって客も仕事を頼むわと驚きます。

植木屋の職人のレベルは年齢には比例しない。どんだけ厳しいところで修行したか?や日々の仕事をする上でどうすれば綺麗に見えるか?を考えながら仕事をしなきゃ進歩なんてまずしない。

植木屋は独立して自営業で始めるのにそんなに初期投資が掛からないので自分で植木屋を開業するのに敷居はそんなに高くない。比較的誰でも始めやすい手軽さはある。 しかも、宣伝なので経費は掛るけど飲食店を始めたりするよりは経費はほとんど掛からない。

普通のサラリーマンをやってた人が第二の人生で職業訓練校に通い開業出来ちゃうくらい。

しかし、比較的簡単に開業できる植木屋でも職人の腕で出来栄えは雲泥の差なので継続して仕事が貰えるか?どうかは別問題だけどね。

まぁ、お客さん側にも多少問題はある。金額が安いって事はなんかしら至らない点はあるのは当たり前でよく他の業者からうちに変えて頂いて前の業者の悪口を言うお客さんがいるけど、金額を聞くとそりゃまともな仕事出来る金額じゃねーわと口には出さないけど思う事は多々ある。

腕に自信がある業者は金額で勝負しないから。 薄利多売のスーパーじゃないんだからねw

まぁ、手伝いに行ってる植木屋はとにかく酷い。トラックは汚ねぇーわ、道具はまともに動かない、鋏は切れないわ最低。 だから、手伝いの俺にチェンソー持ってきてくれだの草刈機もってきてくれだの注文が多い。 手伝いに来てる人の道具をあてにしてる時点でどうかしてる。お前の現場の仕事だよな?と言いたくなる。

ただ、口は上手なようでお客さんには人柄で気に入られててそれが毎年の仕事に繋がってるみたい。 それはそれで大切な事なのも重々承知ではあるけど人柄で勝負してる訳でもないってのもある。

手伝わせて貰ってる感謝の気持ちを俺は持たなくてはいけないし、手伝って貰ってるほうも手伝って貰ってる感謝を忘れてはいけないと常々思ってはいるんだけどな。

まぁ、色々書いたけど一番大切な事は自分の仕事をもっと増やして自分の仕事だけをしてれば相手に腹を立てることもないし、今こうやって手伝いに行ってる所の悪口を言ってても何にもなりやしない。手伝いに行ってるって事は自分の仕事が薄いからであって自分にも原因があるしね。

独立して植木屋をやってる若い職人の仲間たちに言いたいのは安い手間賃で他の手伝いして自分の価値を下げないで欲しい。そんなところ手伝わなければ廃業するしかないんだから。 それで溢れたお客さんを拾って自分の利益にしよう。

大して仕事もやらない、出来ない爺さんに使われてたって良いことないぞ。